2011年12月15日

車の個人売買その2(体験談)


私が乗っていたマツダ車を今頃乗り回しているであろう大学院生S君の初めての論文が、今週号のScience誌に載ります。実験内容自体はめちゃくちゃ目新しい技術などはないのですが、こういう仕事をちゃんと評価してアクセプトするところがScienceはエライなと思います。ちなみにシアノバクテリアのTCAサイクルの話です。


で、サイエンスとはなーんの関係もありませんが、以下は私とS君の車にまとわるエトセトラ


---------------------

ポスドクZ氏(中国人)と一緒に電顕観察をしているときに、暗い部屋の中での会話「引越の準備とか大変?」「あーもう超たいへん。あ、そういえば車の買い手も探さなあかんなー」

後日、S君(彼も中国人)が、「Z氏から聞いたけど、車を売りたいんだって?僕もそろそろお金もたまってきたし車を買おうかと思ってたんだ。」「あらそうなの!じゃあ、俺の車はマツダの○○だから、ネットで写真みたりkbb.comで値段調べたりしてみるといいよ。また今度実物も見せるよ。値段はたぶんxxxxドルくらいが相場だけど大丈夫?」「うんたぶん大丈夫」

しばらく経って。「車の相場を調べたいんだけど、なんていうサイトで見ればいいんだっけ?」「おいおい、kbb.comを知らないなんてとんだモグリだな。あんまり車のことには詳しくないの?」「うん、だって車の免許もってないし」

え?免許を持っていないだと?車を運転したことはあるよね?
ないです。
中国で免許は持って?
ないです。
ないよねー。運転したことないんだもんねー。
・・・
で、免許を取るつもりは?
あります。
あるよねー。車買いたいんだもんねー。で免許の取り方は知ってる?
よくは分からないけど、International officeに問題集が置いてあってそこに詳しく買いてあるんだよね?そのうち取りにいくよ。
よーしお前ごちゃごちゃ言ってないで今すぐ冊子取ってこーい。

この時点で帰国まであと1ヶ月

とりあえずkbb.comで値段を調べて、相場価格から千ドルくらい引いてあげることに。


で、調べたら、車を購入するためには、免許はなくてもいいが、仮免許は最低限必要で、それから自動車保険に前もって加入しておかなければいけない、ということが分かった。

仮免許の取り方については以前にこのブログにも書いたが、
ビザの残りが一年以上あって筆記試験に受かればすぐもらえる。試験の予約はいっぱいのことが多いので、早めに予約するように言う。

ラボでBBQにいったときに、実際に車を見てもらう。(免許がないから試乗できないのでZ氏に代わりに運転してもらう)。買うことを決心した模様。

「他の中国人の友達に忠告されたのだが、、」と言って、車を買うまえに工場にもっていって点検したいと言い出す。(これは中国人コミュニティでは値下げのための常套手段で、どこそこの部品が古くて直さなくてはいけないから値段をまけろ、と言い出すやつです)。多分Sくん本人も、そのあたりをあまり分からずに言っている感があったので、説明し、もうちょっと値段を安くしてあげるから点検いくのは勘弁ね、ということにしてもらった。(おそらくブレーキパッドをそろそろ替えなきゃいけないのは前々から分かっていたので)

Sくん仮免許取得

Sくん保険会社を検討する

Progressiveの自動車保険にネットで加入する

(帰国まで残り3日)
譲渡手続き代行屋に一緒にいく。
Sくん1週間前に引っ越ししたため、仮免許に記載の住所が前の住所のままというトラブル発生。「いや、ネット上で1週間前に変更手続きをした」とSくん。とにかく変更が反映されるのに時間がかかるようだったため、奥からベテラン風のおばちゃん登場し、その場で住所変更して色々調整し、一件落着。

Sくん新居の駐車場契約をまだしていないこと判明。「まだどうせ運転しないから、ギリギリまで乗っといて」というので、既にレンタカーも借りてあったんですが、まぁプチ引越しもあるし便利かな、ということで帰国直前まで乗ることになった。。

街を去る前夜にSくん宅に車を届ける。

ーーーーーーーーーーーーー

たしか仮免許とろうとしていた頃に、Sくんの研究はオモロイ結果がたくさん出始めたような気がします。

2010年の年明けに、うちのアパートで歓迎会をしたときの新人組だったから、実質1年半の実験で、最初の論文で、とりあえずボスにあてがわれた研究テーマで、Scienceにアクセプトされちゃたわけです。いいっすねぇ。運も実力のうちでしょう!真面目に仮説をこつこつとつぶしながら前進していった彼の良さがでたのでしょう。でも、いいなぁ。



posted by つか at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本帰国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。