2010年02月15日

謝辞

学術雑誌に投稿する論文の最後には「謝辞」という項目があって、共同研究として著者に名を連ねるほどではないけれども大なり小なり協力してくれた方々に感謝の意を述べます。

例えば、実験試料を分けてくれたり、機材を貸してくれたひとの名前を挙げて感謝する。研究に対する貴重な助言に対して感謝したり。どの省庁・政府団体からの研究資金によって研究がおこなわれたかについて言及したり、します。

一方で、学位を取るための博士論文における「謝辞」では、こういった事に加えて、もっと個人的な事柄についても感謝の気持ちを記します。これがそれぞれ個性があって面白いです。

例えば、経済的に支援してくれた両親に感謝(当然!)。学生結婚している人などは支えてくれた家族にも感謝。(会社を辞めて大学院に行きたいなどと言い出した自分を理解してくれた妻に感謝、などと書く人もいる!?) 去年卒業していったJo君はゲイなのだが、彼の博士学位論文ではちゃんと支えてくれた“パートナー”への謝意を記していた。

研究室の中で特にお世話になった方へは名前を挙げて感謝する。当然、教授(ボス)にも謝意を表明するけれども、その内容も人それぞれで面白い。例えば、研究上の的確なアドバイスにいつも助けられました、とか。いつも厳しい目で見守ってくれてありがとうございます、とか、くじけそうになったときにいつも励ましてくれたことを感謝します、とかとか。

私は、論文の謝辞には書かなかったけれども、大学院生だった頃に、「ちゃんと栄養のあるもんを食っとるのか!?」というメモとともに大量のインスタントラーメンを送ってきてくれた元ボスに感謝してます。

私は、アメリカにきてから今まで2回ほど挫けそうになったことがありますが、その度に今のボスからものすごい勢いでencourageされました。えっもしかして怒ってるんですかっていうくらいの激しい勢いで真剣に励まされました。もう博士号も取って、立派な研究者?(の卵?)となったわけで、学位論文を書く機会はもうないと思いますが、感謝してます。。



posted by つか at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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