2012年03月31日

航海の前に準備する(生活編)



前回の記事では、研究に関する渡米前の失敗体験についてつらつらと書きました。今度はその生活編です。

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まず、(というかこれに尽きるのだが)国際運転免許を忘れずに取得して行きましょう。我々夫婦は取っていくのを忘れました。

忘れたというか、出発の日が近づくにつれてもうこれは忙しくて無理だなと、意図的に忘れました。どうせ国際免許の期限だってあるし、向こうにいったら現地の免許を取るわけだから、などと理由をつけて。

でも渡米直後は国際免許が有るとかなり便利だと思います。いざとなったらレンタカーも借りられるし。


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できれば、歯医者さんには忘れずに行っておきましょう。虫歯は全部治してから渡米したほうがいいです。アメリカの歯医者はド素人以下ですから。

歯ブラシは日本で買ってもっていきましょう。アメリカの歯ブラシはレゴみたいに巨大です。


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引越しの準備は早めに始めておきましょう。

日本に持ち家がある場合はいいですが、賃貸の場合は、家具などを実家に置いていくことになると思います。我々も、私と嫁の実家に分けて荷物を送りました。何をどちらに送ったかをメモしておきましょう(これ超大事)。自分に関係するものは自分の実家に送るから大丈夫、と思ってはいけません。探していた私の年金手帳が嫁の実家に送ったダンボールから見つかったときは焦りました。。


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持って行くとよいもの(嫁推奨の品)

洗濯ネット。
おたま、味噌汁用の椀、うどん・ラーメン用の丼、カレー皿。
可能なら、日本製のホームベーカリー、だそうです。確かに小麦粉などの粉系やバターは死ぬほど安いです。


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持っていかなくていいもの。

セーター、ジャケット、コート等の綺麗めの服
ペンシルベニアは真冬はマイナス20℃くらいまで下がりますが、私はセーターとコートを1回も着なかったです。パーカーとダウンジャケットがあれば死にません。室内がどこでも超暖かいので、その余熱を体に残しつつ屋外にでて、車にサッと乗ってサッと移動すれば、セーターの登場する暇がありません。


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(超ピンポイント情報)アシックス製のサッカーシューズが売ってなくて、困りました。


またなにか気付いたらコメント欄に書き込みます。皆さんも何か気付いたらどんどんコメント欄へー。


posted by つか at 23:50| Comment(3) | TrackBack(0) | 米国留学(生活) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月25日

航海の前に準備する



博士号取得後の、最初のポスドク先は「微生物生態学」の研究室だったので、生化学・分子生物学を専攻してきた自分は、ラボ内ではどちらかというとアウトサイダーな存在でした。

そんな環境でどういう研究テーマをやろうかと悩んでいたときに、直属のボスが囁いた「何をやってもいいよ」という甘い言葉に乗っかり、それまでの生化学的研究の延長のようなことをやることにしました。

これについては、もうちょっと上手くやれたかなと思っていて、微生物生態学の研究室に生化学者を専攻してきた自分が居たから出来たような学際的なテーマをやればよかったと思っています。言って見れば、生態学と生化学の融合、というか何というか。。。

実際にはアウトサイダーとしてチマチマと生化学をやっていたわけで、肩身も狭いし、設備もないから研究も進まない。


そんなわけでアメリカに行くことが決まったころには、「次は研究室の研究概要の本流に近いことをやりたい」という欲求が溜まっていました。やりたい、やってみたい研究はありました。が、それを「やりたい!」と次ボスに言ってしまうと「おぉやってみなよ」ときっと言ってくれるだろうけど、上手くいかなかったらきっと放置プレイだし、またアウトサイダー的立ち位置になっても嫌だし、ブツブツ。

で、私がとった方法は、「超受け身」。ラボの本流を感じるために、その流れに身を任せようと。渡米直後の研究テーマは、ボスに言われた通りのもの。だってポスドクって、ボスの研究グラントで雇われてるんじゃん。ボスがやって欲しい研究テーマを遂行するのがポスドクの仕事じゃん・・・

有名な大ボス先生が、どのようにラボを切り盛りしているのかは、やはり興味があるところです。その本流には乗っていたいわけで。。。

・・・
結局は、ボスに与えられた研究テーマが全然面白くなく、1年後に、「こんな感じの研究がしたいんだけど!」と直談判。

そこから研究が軌道に乗り始めました。


まぁ難しいところですねー。最初の1年間で流れを感じられたから直談判できたような部分もあるし。ボスも、グラント(学振)を自分で持ってきたポスドクをどう処理してよいか分からなくて、試している部分もあったでしょうし。1年で何となくコイツは使えると思ってくれたのか、実際、学振期間が切れてボスに直接雇われるようになってから急に色々な仕事が降ってくるようになり、大変でしたが共同研究も増えるし楽しかったです。難しいっすね。

で(x2)、私が言いたいことは、どんな理由があれ、研究テーマは自分で前もって決めとけってことです。より具体的な。

行く前から流れを感じてしまえ、ってことです。大先生なら過去の仕事がどういうものか分かっているし、出来ます。

相手の興味と自分の興味の合わさるところ(mutual interest)を見つけておきたいっすね。出来れば、かなり具体的に。

「新しいラボで新しい研究手法を修得したい」からテーマが前もって決めづらい、ということもあると思います。今自分ができない手法を用いたテーマを提案するのは難しい。

でも、でもでも、前もって決めておきましょう。より具体的に。あとで変更は可能です。


(猛烈な眠気により後半かなり強引な展開ですが、そこはやはりご愛嬌。こんな内容の話を眠気と共に書くなっていうご批判は寝ている間に受け付けます。)


posted by つか at 23:25| Comment(4) | TrackBack(0) | 米国留学(研究) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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