2011年06月10日

ラボマネージャー(2)


ラボマネージャーとは、平たく言うと、昔で言うところの「助手」に近い場合が多いです。もしくは「助手」と「ポスドク」と「秘書」を足して一定の割合で割ったようなものです。どの毛色が強いかは、研究室ごとに違うと思います。

私のいる研究室のラボマネージャーは、ほぼ助手のようなもので、テクニシャンや一部の大学院生の研究指導もしているし、備品や研究費の管理もしています。PhDも持っているし、自分の実験もしてファースト・オーサーで論文も書いています。しかし、ボスがサバティカルに出て以降は、ほとんど研究室のマネージメントに追われて実験はしていませんでした。

ラボによっては、修士号しか持っていないラボマネージャーもいるみたいです。その場合、秘書色がより強いのでしょう。研究費・備品の管理や、実験的には変異体の維持管理や、誰かの研究の後方支援、といった感じでしょうか。

Alさんの前のラボでは、古株のテクニシャンが物品の購入や管理維持を任せられていたそうです。しかし、彼女は、その場合はやはりあくまでテクニシャンであり、ラボマネージャーと呼ぶのはちょっと違う、と言っていました。


ラボマネージャーというのは正式な役職名ではなく慣用的な呼び方で、正式な肩書きはたいていの場合シニア・リサーチ・アソシエイトとなります。かなりたいそうな名前ですが、給料的にはおそらくポスドクの延長のような体系だと思います。しかし、もらっている額は若手ポスドクよりもはるかに多いと想像します(大きな家に住んでるし・・まぁここは田舎だから相場は安いけども)。


ラボマネージャーがいるのは、ベテラン教授(Professor以上)が研究室運営をしていてかつかなりコンスタントに研究費を獲得している場合だと感じています。まぁそれも当然で、研究室を主催しはじめたばかりのAssistant professor は、そんな余裕があったら一人でも多くポスドクや大学院生を雇って研究成果を出したいと思うのが普通でしょう。


次回はうちのラボマネージャーにまつわる話をもっと。


posted by つか at 13:03| Comment(6) | TrackBack(0) | 研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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