2009年04月29日

Blue-White Scrimmage



あと2週間ほどしたら、長く長ーい夏休みに突入します。そして8月の終わりに新学年が始まります。始まったらそれはフットボール・シーズン(アメフトのほう)の到来を意味します。

夏休みになると、学生はみんな実家に帰ってしまいます。まぁ3ヶ月も休みがあるのだから当然です。ほとんどの場合、学生寮からも一旦退寮しないといけないそうです。

というわけで、来るシーズンを占うべく、顔見せの意味もありつつ、夏休み前のこの時期にいつもフットボールの紅白戦があります。ペンステート大のチームカラーは紺と白なので、紅白戦ならぬBlue-White戦です。

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(試合前のスタジアム前のようす)
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(遠くに見える無数の青いテントと車は、駐車場でBBQ(テールゲート)を楽しんでいるひとたちです)

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(こちらの駐車場には臨時のプチ遊園地が…。奥にみえるのがスタジアム。)


入場は無料です。

念願のフットボールスタジアムに入れました!


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(試合前のサイン会の最中…)


紅白戦といっても10万人収容のスタジアムに平均7万人やってきます。

とはいえ、やはり3万人分の余裕があるからか、すんなりと入れました。

公式戦となると、スタジアムが満員にふくれあがり、チケットはプレミアムになります。(そして小さな町は大渋滞になり、ダウンタウンはクレイジーな状態になります。)

Blue-White戦のときは、前後のイベントも充実していて、スタジアムの周りでもいろんな催し物をやっていました。そのせいか、キックオフの後になって、やっとぞろぞろとスタジアムの中にたくさんの人が入ってくるという感じ。。みんな結構適当。。スタジアムそのものがお目当てだった我々にはちょうどよくて、キックオフ45分前に入場したにもかかわらず、かなりイイ席が確保できました。

ほぼグランドレベルで、エンドゾーン手前から9ヤードのところでした。いわゆるレッドゾーン内という、まぁホットな位置です。試合中もタッチダウンを間近で何度も見ることができました。

firstdown.jpg
(ファーストダウン!)

去年はペンステートは、カンファレンス内では優勝して、全米ランクでは8位でした(このランキングシステムは賛否両論ですが)。はっきり言ってかなり強かった。しかし有能な選手がほとんど当時4年生で卒業してしまったので、今年は大丈夫か、、というのが大方の予想です。唯一、有能なクォーターバックがまだあと1年残っているだけが好材料なんですが、はたして。。。

scrimmage.jpg
(Blue Whiteなのに一人だけ赤いユニフォームを着ているのがエースQB)



posted by つか at 13:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 米国留学(生活) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月26日

やはり春と秋が短い…

4月の頭にほんの一瞬だけ暖かくなった後は、4月というのに寒い日が続いていました。ダウンジャケットを着てもいいくらい寒い日もあったのだけど、さすがに4月にダウンジャケットを着たくはないので、パーカーのフードをかぶり、その上からレザー(っぽい)ジャケットを着てやり過ごしていました。

昼間はYシャツで歩けるくらいの日もありましたが、夜は寒い。しかし夜になっても、着替えるのが面倒くさいのかTシャツで歩いている若い学生もいたり、ばっちりスキーのジャケットを着ているひともいたり。。

そして、昨日からいきなり気温30℃です。

もうちょっと中間はないのかね。

今日すこし大学に行きましたが、キャンパスを歩いている女の子はほとんど水着みたいな格好です。

私の研究室があるビルディングは、改修工事のせいか、いま現在エアコンが使えません。。。4月とは思えない寒い日が続いていたので、数週間エアコンを停止させるという措置も、はじめ聞いたときは「別に構へんがな」という感じだったのですが、今日ラボに行ってみたら、ビル全体がサウナ状態だった。特にフリーザーとかインキュベーターが多い部屋が最悪。。

ラボの廊下にゴキブリがいました。

まだ4月だよーー

心なしか、動きがとろい。ゴキブリでさえ、暑い?


posted by つか at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月25日

日本で病院にかかった、の話

先日までの日本滞在の間に、2回ほど病院にかかりました。

私は日本の健康保険に入っていない(入れない)ので、病院では全額負担になりました。

アメリカに駐在している日本人の場合、現地アメリカの(大学などが用意している)保険プランに入るか、日本の保険会社が扱っている海外赴任者保険に入る、かのどちらかだと思います。

私は海外赴任者保険に入っているのですが、海外で病院にかかる場合もいったん自分で全部払ってから後で保険会社に費用を請求するというカタチになります。

日本に一時帰国中の病院代もカバーしてくれるので、結論から言うと今回の費用も請求したところ全部かえってきました。

ただし費用を請求するためには、お医者さんに診断書というのを書いてもらわないといけません。保険会社いわく、お医者さんに言えばすぐ書いてもらえる、とのことですが日本でかかった2件とも「診断書なにそれ」という感じでした。。アメリカのお医者さんは、そういう「一筆かく」ということに慣れているかもしれませんが、まだこちらで医者にかかったことはありません。昔サッカーでけがをしたときに通った整形外科で、スポーツ保険を請求するために診断書を書いてもらったことがありますが、そのときはすんなりと書いてくれました。今回は内科とかだったのでそういうのに慣れてなかったのかもしれません。

会社の通勤保険などで請求するときは所定の用紙があるらしく、ある病院では「みなさん所定の用紙を持ってきてくれます。それになら書きます」と言われました。無からは書けない、と。いやはや、な。

日本に帰るときに何となくいやな予感がしていたので、保険会社に前もって医療費請求用の書類を送ってもらっていました。請求書はA4一枚の紙ですが、それの裏面が「診断書」という項目になっていて医者に書いてもらうようになっています。病院に行ったときはその書類を持ってきてなかったので、奥さんの実家から病院にFAXしてもらって、その場はことなきをえました。

所定の欄に、ペッペッと書き込むだけなのに、2軒とも診断書作成料というのを別途とられて3150円と5250円でした。後者のほうはエグイ。しかしながら、診断書作成料も保険会社に請求するとまとめてお金が返ってくることになっています。ようするに病院が保険会社からお金をぶん取っているわけですね。。なかなかにエグイお金の流れを見た感じがしました。

ようするに何が言いたいかというと、海外赴任者保険にはいったら、病院にかかってからでは何かと面倒くさいので、早めに医療費請求用の書類をとりよせておきましょう。書類はコピーを使ってもいいので、とりよせたら何枚かコピーをとっておきましょう。そして医者にかかったら裏面の診断書欄に書いてもらえば話は早いと思います。(書類を取り寄せるときは、「風邪を引いて病院に行きたいから書類を送ってほしい」とか具体的に言わないとすぐには送ってくれない気配がありました。結構面倒くさかったです。)


(追記)
医療費請求書類は、グローバルプロテクションのHPから会員ページへログインすると簡単に手に入るようですね。。よかったよかった。

posted by つか at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 米国留学(生活) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

実験ベンチから離れて

日本では「余剰博士」などと危機感をあおりまくりでたまに報道されますが、じゃぁアメリカではPh.D.(博士号)ホルダーは全員が教授になれるのかというとそんなわけはない。ファカルティ(教授)になるのはごく限られた人数だけです。当たり前だけど。つまり、実験ベンチを離れて、それまでの専門性を活かしながら出来る、大学スタッフ以外の職業も視野に入れないといけないわけです。

前おきが長くなりましたが、
回覧されてきたメールより。

Career Trends: Careers Away from the Bench

Increasingly, Ph.D.-level scientists are searching for career opportunities beyond bench research. Not only are scientists interested in pursuing nonresearch-based careers, but the contrast between the number of graduate students and postdocs, and the limited availability of tenure-track faculty positions means that these are no longer "alternative" career options. (略)


AAAS / Science magagine のこちらのサイトでメールアドレス等を入力すると、無料のブックレット(PDFファイル)をダウンロードできるようになります。

上記の英文の全文も、同じサイトにあります。

アメリカならではの何か予想もしなかったような職業が紹介されているわけでもなく、日本でも言われているような、技術職や弁理士やサイエンスライターなどが例としてあげられていました。(サイエンスライターが狙い目か??)

精読しないにしても、まずはダウンロードしてみてはいかがか、と思います。



posted by つか at 14:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月16日

リアル・バケーション

今日からボスは1週間のバケーションにでかけました。

「リアル・バケーションにするかどうかで迷った」と言っていたので何の事かと思ったら、インターネット環境のあるホテルにするかどうかで相当奥さんと話しあったらしい。

そして最終的にネット環境の無いホテルをとることを決断したらしい。。

そいつぁ、リアル・バケーションだね。


でもボス、iPhoneを持っていたはずじゃぁ…


ということで、メールはみれるらしい。緊急の用があるときはメールして、とのこと。

ただし、添付ファイルは開けない、というか開かないから、よろしく。っと言って行きました。


休暇にいくとき、
メールを1週間まったくみないというのは帰ってきたときのメールの溜まり具合が怖い。しかし、「メールを見るためだけ」と決めたとしてもインターネット環境があるとついつい机の前に長く座ってしまいそう。そんなときのiPhoneはいいのかも。しれない…

posted by つか at 14:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

ああ君よ。

今日は研究室のメンバーでポスドクの、パウロ (このブログでは“P氏”としてたびたび登場。本人の許可を得て実名で記載。) について書こうと思います。

パウロは3月いっぱいで契約が切れ、研究室を去りました(4月下旬までこの街にはいるようですが)。昨日、土曜日は彼の送別会でした。

彼は、3年間この研究室にいましたが、これといった研究成果は出ませんでした。もちろん生物学の研究というのは、結果が出るのに時間がかかるものですし、特に彼はチャレンジングな研究テーマに取り組んでいたので、これは致し方ないかもしれません。しかし将来のステップアップを考えると、3年間結果がないというのは痛手です。とはいえ当の本人はあまり意に介した様子もなく、また次のポスドク先で頑張ればいいや、という感じです。

最近、Natureの記事で知ったのですが「ポスドク依存症」という言葉があるのですね。。依存症というのが正しい言葉の使い方かどうかわかりませんが、まさに彼はそんな感じです。教授などへのステップアップの意志がないわけではないのですが、ポスドクを転々としているうちに、そのうちに、いつか良い結果がでればいいや、と考えているフシがあります。結果がでない数年間も人生の一部だ、と。そうこうしているうちに彼ももう41歳です。

私としては40歳を超えてもポスドクをしているのは(あり得るけど)イヤなので、やはりどこか若いうちにガツガツと人生を歩まなくちゃいけないのだなと(ずっと)思っています。結果が出にくい研究テーマに取り組んでいるなら、腕をもう2本はやす勢いで、並行して結果が出やすそうなテーマを扱うとか。そのテーマもダメそうなら、さらにもう2本腕をはやして…とか。(もしくは、これはアメリカに来てから学びましたが、現在の研究テーマがうまくいきそうにないなら、あっさりと捨てるというのも大事かと。。)

日本でも数年前に大学院生の数をすごく増やして、その数年後にまた場当たり的にポスドクのポジションを増やしました。教授などのポジションの数は変わっていないのだけど、ポスドクの求人数は結構あるので、ポスドクを転々とすることもあるでしょう。もしかしたらどこかでポスドク依存症になりそうな自分を奮い立たせる必要があるでしょうか。

「実力があっても結果がでないことがある」のが生物学の研究とはいえ、競争である以上(たとえ運が100%でも)成果をだしたひとが次のステップに進めるのは当然なのだから、なんせ結果をださないといかんのだな、と思います。

話をパウロに戻します。

彼は、4月下旬まではまだこの街にいて、5月にはいったん祖国ポルトガルに帰るようです。帰ったら地元の町長選挙に立候補するのだそうです。。大本命の立候補者がほかにいるようで、彼は当て馬のような感じで無理矢理立候補させられるんだ、とは言っていましたが。パウロは、ペン州大のポスドク委員会のような団体の副会長をしていたり、アメリカに住むポルトガル人協会の会長をしていたりと、精力的にネットワーキングしていました。このまま政治家になるのも悪くないんじゃないかと私個人的には思っていますが。。日本でももっと博士号をもった政治家が増えてほしいもんです。

予定では9月に選挙に落ちたあとは、10月からコロラドのバイオフューエル研究センターに行くことがほぼ決まっているそうです。「ほぼ」決まっているというのは、向こうのボスはパウロを採ることを決めたのだけど、まだ予算がつくかどうかが本決まりではないらしい…(何じゃそら)。

私とパウロは、去年の冬に毎週インドアサッカーをやりました。その他にもだいたい月に1回くらいはバーや彼の家で飲み会をしたりしました。私はひとの身の上話(特に恋愛の話)を根ほり葉ほり聞くのが大好きで、大学生のときは同級生から「デカ長」と呼ばれたこともありましたが、パウロからはCIAと呼ばれたこともありました…。まぁ掘れば掘るほど面白い話がでてくる奴で。。いなくなってしまうのはめちゃくちゃ寂しいです。

少し前のNatureにパウロの顔写真入りの記事が載っているのでご紹介。 決してNatureに論文を投稿したわけではないので注意です。(PDF versionはこちら。)
posted by つか at 04:20| Comment(6) | TrackBack(0) | 米国留学(研究) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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